2020年2月10日月曜日

弟が両親を連れてお寺にお参りした話

お正月に実家に帰ったのですが、その時聞いた一家でお寺に行った話が面白くてゲラゲラ笑ってしまいました。
なお僕は話しを聞いただけなので、盛ってたり聞き間違ったりで事実と異なるところがあるかもしれません。ご了承ください。

昨年末に弟が金運の上がるお寺の存在を知り、毎年宝くじを買っているので行ってみるかと思い立ち
両親に「行こうかな」と話したところ、それならついていくと3人で行くことになったそうです。
そのお寺はテレビや雑誌にもよく取り上げられていて、ものすごく混んでいたそうです。
駐車場には日本各地のナンバーがずらり。
なんでも境内に動物の像があって、その足にお願いすると金運が上がるのだそうです。

みんな4本全部にお願いするため、行列はなかなか進みません。
待っていると、前方が何やら騒がしい。
住職が出てきてマイクパフォーマンスしていたそうです。

「本日はお越しいただきありがとうございます。当選のご報告いただきました!本日もジャンジャンバリバリ一等当選が出ております。」

「当てたいアナタ、お賽銭はこちらです!!!!!」

「購入された宝くじは特製の宝くじ入れに保管しなければ当たりませんよ。入れなきゃ意味がないですよ。買わなきゃダメ!!」

なんだ、この住職…と全員開いた口がふさがらなかったそう

やっとのことで象、いや像に祈願を済ませ、2千円の宝くじ入れを買う?と家族会議をしていたところ、売店から怒り狂う声が。

「入れないと当たらないっていうから宝くじ入れ買うために並んだのに、売り切れってどういうことだ!」

暴動でも起こるんじゃないかという剣幕だったらしく、うちの家族はそそくさと帰ってきたそうです。
帰りの車内で、両親は年末ジャンボの当選金の使い道について話し合っていたそうです。

父 にし、当たったらどうする?

母 みんなに配ろうかな。あなたにも100万くらいあげるわよ~

父 そんなことしたら殺されるぞ

などなど。物騒な会話ですが、平和ですね。


文章にするとあんまり面白くありませんが、聞いたときはしばらく笑いが止まりませんでした。
登場人物全員金の亡者

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